mface 中国政府幹部27人逮捕発表

7月10日 中国の情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する国の中心機関、
中国共産党中央政法委員会」がホームページ上で、国内のトップリーダー「舒」の逮捕(出典サイトの動画ページでレストランで逮捕された人物)と、国内のMBIの主要幹部27名の逮捕、資金1.4億元の差押えと凍結を発表した。

出典:中国共産党「中央政法委員会」
ホームページ
7月10日付
http://www.chinapeace.gov.cn/zixun/2019-07/10/content_11529988.htm

以下

詐欺事件に関わる資金は1.4億元、四川省攀枝花市公安局がMBIを摘発

7月10日付

四川省攀枝花市公安局東区分局は最近4ヶ月以上にわたって、四川、雲南、貴州、湖南、上海などの数万人に及ぶインターネットネズミ講犯罪事件を摘発した。容疑者27人を逮捕し、関連資金の資産を差し押さえ、凍結した。

事件のネズミ講プラットフォームが捜査線上に浮上したのは、2018年6月、東区公安支局がある事件を捜査している時に、
事件の容疑者が団体組織を利用して疑似ネットワークネズミ講活動を行っていることを発見した。この手がかりによって
警察の関心が高くなり、2018年7月5日に専門チームを設置し、この事件に対して捜査を開始した。
関連部門の緊密な協力と捜査手段の多面的な運用を通じて、この犯罪グループは、マレーシアMBIグループ傘下のMFCというネズミ講プラットフォームを利用して、
この市で盛んに宣伝と組織の拡大を行っていることが判明した。事件を担当した警察関係者によると、ネットワークをさらに深く掘り下げて調査することで、
このネズミ講組織の攀枝花市でこの犯罪の全体の状況を徐々に把握することが可能となった。緻密な捜査の結果、捜査犯罪組織の原形が明らかになり、
この組織のネズミ講の基本方法は連絡グループの設立やネットを使って人を勧誘するなどのやり方を通じて、投資資産をあたかもあるように詐称し、
購入すれば必ず値上がりするだけと、高い配当金を約束し、仲間を勧誘する等の方法で投資の明るい面だけを強調して騙している事実を発見した。製品、資金を再投入させダウンラインメンバーを強力に伸ばすように働きかけていた。
このネズミ講組織は、このいわゆるネットマネー投資プラットフォームを利用して、インターネット上のウェブサイトや中国内地と東南アジアで
代理店を募集する方式を通じて、代理店によってそれぞれの地域で本部を作り、その後、配下が連絡発信グループを設立することによってプラットフォームを普及させる。
警察関係者の話では、プラットフォームの投資に参与する過程で、ネズミ講組織がダウンに洗脳した主な思想は、参加者がダウンを伸展させさえすれば
、個人の収益は倍増することができるということだった。捜査では、マレーシアMBIグループはMFCネズミ講商法プラットフォームのほかに、「サンシャインチェーン」「ドリアンコイン」「CTM」など19のマルチ商法製品を発売していることが判明した。
中国国内だけではなく、海外の多くの国で浸透を図っている。「捜査の過程で、事件をさらに整理すると、攀枝花市のネズミ講の幹部が次々と浮上してきた」。
事件を解決した警察が紹介した資金ネットワークの更なる捜査と分析により、このネズミ講のプラットフォームは攀枝花市だけでなく、四川省雲南省貴州省全体にも及んでいることが判明した。

 

検証を受けて、広辟経路の幾重にも亘って包囲を突破した特別チームは前期の入念な対比検証を通じて、で廖某、劉某、唐某をはじめとするネズミ講組織を確認し、
2018年7月18日に三人を逮捕した。しかし、同組織のメンバーは、アップの人員にそそのかされ、反偵察意識が強く、犯罪事実については供述を拒否していた。このため、
専門チームはネズミ講組織の複数のマイクロクレジットグループから140人余りの参加メンバーを探し出して大量の傍証を得て、事件解決に助する一層の推進を力強く行った。
特別チームはさらに調査を通じて、「MFC」というネズミ講プラットフォームは雲南省麗江市の洪某らが廖某らとの連絡を通じて、このプラットフォームを攀枝花市に紹介した事が判明した。
一方、もう一つの事件解決チームは雲南で手掛かりを収集したり、聴取した結果、次第にこのネズミ講雲南及び他の省市の複数のグループの責任者を把握するに至り、
そして最後に複数の容疑者に逮捕を実施に至った。容疑者の取り調べやネット上の捜査など様々な手段を総合的に運用することで、攀枝花市でこのネズミ講のプラットフォームに参加する人数は数百人に達しており
、雲貴川では湖南、上海などのネズミ講プラットフォームの幹部メンバーも100人以上に達している事が判明した。 糸を深く掘り下げて柔軟に捜査する手法でネズミ講組織の各地域の幹部が相次いで網にかかって、
ネズミ講組織のピラミッドの先端にある大ボス「舒」が次第に浮かび上がってきた。 この事件の主な容疑者である舒容疑者は、2015年からマレーシアでネズミ講商法プラットフォームを代理販売した後、
その人脈関係と仲間を通じて雲貴川に拠点を置くようになり、湖南、上海などで補佐している全国の複数の省市で巨大なネズミ講犯罪グループを建設した。インターネットでは、このネズミ講商法ネットワークの会員は数万人に及んでいる。
舒は攀枝花のネズミ講組織が解体されたと知って翌日マレーシアに逃亡し、MBI本社に連絡して、市のすべての逮捕されたメンバープラットフォーム番号を封鎖した
。舒容疑者は海外にいたが、いろいろなルートを通じてこの四川のニュースを探っていた。二ヶ月半後、ほとぼりが冷めたと判断して、2018年10月8日に昆明に帰国した。情報を得て、
専門チームの捜査員は直ちに昆明に急行し、舒の自宅住所近くのレストランで食事をしている処をその場で逮捕した。
これにより「MFCネズミ講商法犯罪組織の中国国内の幹部メンバーに対する捜査は伸展し、この事件において全部で27人の容疑者を逮捕した。そのうち、舒容疑者、
蘇容疑者ら9人の主要犯罪容疑者は組織指導者のマルチ商法活動の罪で逮捕された。 現在、公安部はこの案件を本部で承認している。 この文は攀枝花市公安局東区分局の寄稿によるものである。

以上

 

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